ごあいさつ

 年賀のご挨拶をさせていただいてから半年が過ぎました。皆様お変わりなくお健やかにお過ごしですか。今年は春の盛りに雪が降り季節が逆戻りしましたが、眠っていた木々は芽吹き花が咲き、実をつけ始め一番勢いのある季節となりました。
 
 さて、東京と軽井沢に原風景をもつ私が社会人となり三十年余りが過ぎました。
良き友人に恵まれ、仕事を通じて多くのご指導をいただき、ここまで歩んでくることができました。
また、五年前に土屋と結婚し小布施在住の夫が作るとれたての果物を知り、季節の果物をジャムにすることを考えるようになりました。
数年の準備期間を経て、小布施町や長野県内でとれた果物を素材に、本来の味や香りをひき出したジャムを皆様にお求めいただける運びとなりました。

 自宅の中庭を工房に改修し、芝庭をテラスにしたささやかな店舗ですが、三月に退職した小布施ワイナリーも近くにあり、小布施散策コースに入れてお出かけいただければ幸いです。

平成22年7月吉日
土 屋  悠 子